H26・合同例会

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 2014年10月18日 合同例会
佐々木塾 田中尚一
 

1.佐々木会長より挨拶。参加頂きありがとうございます。DVDを東京塾から借りることが出来たこと大変感謝申し上げます。佐々木塾一同、ウエルカムマインドでおります。ぜひ楽しんでもらいたいとお願い致します。
 

2.高野先生の平成201214日東京月例会DVD再生、例会挨拶、波動を整える、里仁067から071まで、スクリーンで再生しました。里仁067から071は、論語に学ぶ会の
ホームページを参照ください。−−司会進行は、佐々木塾 小熊さん担当



通釈からの要点は、
067:思いと行いの拠り所を仁(利他愛)に置く
068:真の仁者はいかなる境遇にあっても利他の気持ちを失うことなく
069:一目会っただけで、人を見分けられるのは、相当な人
070:仁にさえ志していれば、悪の道に染まらない
071:とっさの時もまさかの時も、君子は仁(まごころ)を忘れない
 

3.        里仁067から071ついての感想。

――コーディネイター役は、佐々木塾 池田さん担当
 

池田さん(談):私も先生のお顔も見れて、その講義が久しぶりに聞けて感激しました。里仁67から71を各塾から2名ずつの10名の方に話してもらいます。30分で終えるようにしたいと思います。その後に10分位、早川さんから先生のことを話してもらいます。

それでは、東京塾の谷尾さん、手を上げていただけますか、お願いします。

@   東京塾谷尾さん:お招き頂きありがとうございます。先ほどのDVDは東京塾で録画したものですが、きちんと再生して聞くのは、実は初めてでした。良い機会を得ることが出来ありがとうございます。久しぶりに先生の声を聞き、ああ良いと惚れ惚れしました。例会の論語の話を実際の生活の場で生かすのは難しく、反省の日々です。先生が残してくれた資料で毎月勉強会を開催しています。よしいけさんが大変に新しく改築されたので、ぜひお出でください。

A   東京塾錦織さん:私も今日始めてDVD見ました。よしいけさんの本館の最上階の場所で論語に学ぶ会の例会を開催していました。この頃は10名くらいで例会していた記憶です。4月によしいけさんが新装して、新しい場所で例会しています。今、DVDで聴きなおしてみると、数年が経ち、環境や立場が変わり、感じるところがかなり変わって来ていると感じました。縁について、社内の呑みに行っていた同僚と良き先輩の二人の仲間をなくしました。人を亡くしてみて、本当に縁の大事さ感じました。教育、道徳のことですが、長女が結婚して孫ができ、子供の態度は親を見ろと先生は話していましたが、自分の子供がどう孫を育てているのかと見て、つくづく先生の言う通りと感じています。また、DVDにはありませんでしたが、いろいろ事件、経済問題とかの話も楽しみでした。それが聞けないのは残念です。

池田さん(談):いろいろな角度で話ありがとうございました。

 

B   山形塾横山さん:本当にもう、先生が動いている姿がひさしぶりで、すごく感激しました。久しぶりに先生のお声を聞いて、ものすごく気持ち良い状態となりましたのは、私一人ではなかったと思います。ちょうど、今回の里仁の章は7月8月にやったばかりで、内容的には、先生の意見にプラスアルファーで自分たち同士でいろいろ意見についても話しています。君子についてだけでなく、そのことを自分に当てはめてみて、皆で話していたように記憶しています。

C   山形塾佐藤さん:私も久しぶりに先生を映像で見て、ああこうだったなあと思いだしました。また、論語例会時には頭の中で先生の声が聞こえるように感じています。特に先生が実際に波動を整えるところを聞けたのは、嬉しかったです。山形塾では私が代わりに進めることがあり、腹式呼吸をして下さいと言った後で、どのくらいしたら良いのか、毎回考えながらやっています。それで、自分自身の波動を整えるような気分ではなくて、長かったかなとか短かったかなと思ったりしていて、今日思っていたより長かったことを再確認できました。先週、先生が夢に出てきて、その時はそんな授業の時のまじめな先生でなく、懇親会のときのようにからかわれているようでしたが、今日は気持ちが引き締まるように、真剣に聞けました。今日のDVD、先生を思い起こして、日々の例会などに生かしていきます。

池田さん(談):山形塾の指導の頃から、先生はすでに病があり、命がけで山形へお出かけなさったと感じています。それに応えるように去年山形塾へ行ったときに、非常な熱を感じました。

皆さん熱心でいらっしゃって、高野先生の山形塾への大変な思いが続くと感じています。

 

D   赤羽塾豊田さん:69章のコメントですが、先生の人物鑑識法の内容かと思います。人を見るときにこう言う見方があるんだよ、先生から教えられました。小さい会社をやっていますが、人が足らないことに、従業員は人がほしい人がほしいと、人がいませんと言います。今のこの時期、人はいません。採用が必要かどうか、その時に投げかける言葉として使うのが、今人がいないと言う情況で、そのようなフィルターを掛けて人の採用について見ていますかと問いかけます。もう一度落ち着いて考えてから話しましょうよと話しすることがあります。そうするとわかってくれるんです。その後で、採用することもありますし、採用しないことも有ります。こんなようにできるのもこの会にいたからと思います。

E   赤羽塾石崎さん:先生のDVDを見ることができ、先生の長い不在の例会のことなどもあり、先生のお声が聞け、姿を見ることが出来て嬉しく思っています。先生がいた頃の例会で、必ずしも一生懸命ではなかったかもしれませんが、その例会の様子ことなど思い出しました。今の例会はゆっくりとした進み方で、環境も変わっていることも感じます。69の感想ですが、一目会っただけで、判断できないのですが、その判断ができるように皆さんと一緒に勉強して行きます。

池田さん(談):豊田さんが経営者として、このように人物を見ることが出来るのは立派なことと思います。

 

F   早川塾浅井さん:論語に学ぶ会に入会できて感謝しています。先生との出会いは、私の人生観を変えてしまいました。特に魂の乗り船である、人間は死なないと言う事で人生観が変わりました。早川塾で勉強していますが、楽しく良い出会いであったと思います。いろいろな本を紹介してもらった。「ガイアの祈り、光ある――」、これがまた人生が変わる本です。70章に対して、仁とはならない自分に歯がゆい気持ちです。ふと思いだしました、前の春日大社、宮司が命とは何なのか、「命のい」は生きるという意味だそうです。「ち」とは知恵と言うこと、子供に生きる知恵を伝承することが「命」だと彼は言っています。ちなみに私には子供6人、孫が12人で大変にぎやかです。子供に孫に、仁を教えないといけないと思いつつ、なかなか出来ないでいます。これからも仁に志して、目指して参ります。高野先生と同じ年で、会ったときから大変親近感があります。一日も早く姿を見せてほしいと復帰を祈ります。

池田さん(談):先生の年を知る人は少ないのですが、あなたはおいくつですか。

浅井さん(談):「昭和23年1月です。66歳です。」

池田さん(談):ずいぶんお若く見えますよ。6人の子沢山で日本に貢献していることには、尊敬もしています。

G   早川塾金井さん:本当に懐かしい高野先生の姿でした。感動しています。沢山の論語などの本やDVDなど見ています。本当に世の中が良くなってほしいとして出て来た言葉が論語と思います。2500年の時代を超えて、高野先生を通じて、そのご縁で来ているようにも感じます。子供のころより、意地悪や卑怯な人や小憎らしい人は沢山いるし、自分も悔しいことも有るが、そうでなく仁を志して行けば正しく生きれるという、論語のこと先生の思いを、再度認識しました。今日は、先生をDVDで見ましたが、一日も早い回復を祈ります。

池田さん(談):金井さん、素晴らしい話でしたね、ありがとうございます。

 

H   佐々木塾藤枝さん:ビデオを見て、先生が今そこにいらっしゃるような感じでした。一番の最初の初日に寝てしまい、ご迷惑を掛けたと思い、次は寝ないようにする、勉強よりもそのことが課題でした。先生の目の前に座られ、それでもすこし眠りかけたりもしましたが、それであってもずいぶんかわいがってもらった記憶です。今も佐々木塾で論語を勉強していますが、仁ベースはいろいろ有るなあと感じています。論語に接することが出来て本当にありがたいと感じています。先生の一日も早い回復を祈りたいと思います。
 

I   佐々木塾田中:DVDの準備のために何回は計り、波動を整えるは2分で長い印象でした。71章は、仁をまごころとして日々の努力とトレーニングをすると君子に近づくなど、いろいろな説明をしています。突然の情況変化でも、私はパニックにならないように君子なりたいのですが、それには平凡に生まれても努力することで鳳になると説明して激励しています。日ごろ人格を高めたいと品格を高めたいとか思いつついますが、今回の合同例会の準備をするにあたり、何回もDVDを見たり、先生の仁の話や中庸、五徳の話など振り返ることが出来て、良い機会を与えられたと感謝しています。準備は忙しかったけれども、それなりに楽しいことでした。
 

池田さん(談):皆さんからそれぞれの思い、情況を話しもらいました。論語を学ぶ中で、日々に自分を磨こうとする気持ち、今日よりも明日へ向上しようとする気持ちを感じました。心より参加してくださった方々に感謝を申し上げます。他ご意見ある方や話たい方はおりませんか。挙手してください。それでは、早川さんより先生のことを話してもらいます。

 

 4.早川さんから先生の近況などについて ――記載は概略です。

皆さんに先生の現状を知ってほしいと思います。小川さんが直接電話したり、最近先生にお目にかかった話もあります。

まず、高野支援プロジェクトとして、先生に経済的な支援をしています。5月、6月から9月までに72万円3千円(10月まで、87万5千円)を送金しました。(いつにいくら入金があり、送金のそれぞれの金額の説明は省略しました。)

以下すでに9月22日のメールで転送している先生の様子について、小川さんからの連絡がありました。先生の奥様と電話で話した内容だそうです。9月に入院、10月初旬に退院予定。

  @      いろいろ検査をするが、治療を要する病気は見つからない。
  A 糖尿病の数値もよく治療の必要ない。 
  B ただ、しびれ、痛み、不快感は変わらず。 
  C 大量の薬が出されるので、薬漬になっている。
  D 排便・排尿に大変な困難を伴うため、食事をとりたがらない。  
  E 現在体重は42kg。一時は30kg台に落ちたが、病院では強制的に食べさせるので、  
     少し増えた。

 

私(小川さん)から奥様へ、論語に学ぶ会の全員が、先生の復帰を願って祈っているので先生に伝えてほしいと、申し上げました。

さらに、小川さんから、16日木曜日に偶然大学病院で先生にお目にかかったそうで、互いに診察の前に1時間ほど、公表できないことも含めていろいろ話しできたそうで、その時の連絡がありましたが、昨日のことでまだ配信していません。その内容は、以下です。

16日木曜日、大学病院の泌尿器科で突然、高野先生に会いました。先生は車椅子に乗って、
奥様が押していました。体重は40kgそこそこですのでやせていましたが表情は明るかったです。
一ケ月に一度大学病院に来ないと薬がでないため大変とのことです。痙攣するような痛みがあるそう
です。それでも、自宅では、ゆっくりと歩いているとのことです。合同例会へ伝えたいこととして先生より、「各塾で、また論語に学ぶ会全体で団結して頑張ってほしい。」、二点目「皆さんからの寄付には心から感謝をしている」と申し上げてほしいとのことでした。面白い話も聞いたが公表しかねるそうです。

早川さんも、小川さんなどの話から、前は、家の中でも歩けないような話でしたが、体重もすこし増えて、すこし良いのかなあと感じたそうです。

また、早川熟では、波動整えた後に毎回祈りの言葉を全員で唱和している。各塾へ連絡するつもりでいます。皆さんでもと思います。


池田さん(談):じかに小川さんから先生の話をお聞きしたいとお願い致します。

小川さん(談):公表できないことがありますが、すこし説明します。以前より月に1,2回先生の携帯に電話してきました。すぐに電話に出ることはなく、時々先生から折り返しの電話ありました。6月頃は電話で話すと、最初は息が苦しくて、ハアハアという状態で死にそうな会話でした。8月になると、私から電話をしますが折り返しの電話が返って来ません。具合が悪いのかなあと思い、奥さんに連絡し たところ、大変状態が良くないので、九月一杯入院をするとの事。その後、10月16日、私が病院に行ったら、目の前に先生がいてびっくりしました。先生の様子は、 今見たDVDの表情と同じで、毅然としていました。診察前の待ち時間の1時間ほどいろいろと話をしました。会話のテンポ、声の調子が、元気な時と同じなので先生に 「合同例会に出て、5分くらい挨拶したら如何ですか」と、申し上げました。先生からは、「イヤー」との返事。症状が良いとは言えませんが、少しはは改善しているよう に思いました。

池田さん(談):小川さんありがとうございます。これをもって、感想などの終わりにします。皆さん、ありがとうございました。

5.長沼さんから、2年半童子塾を継続することが出来て感謝と具体的なそのやり取りの説明、大変さを話されました。大人の3倍大変と言うことがよくわかりました。

また、長沼さんよりNPO法人 論語に学ぶ会やまがたとして、長沼さんがこれまでの童子塾での長沼キャップ(キャプテンと呼ばせている)と子供たちのやり取りなどを、「論語の魂 これからの20年後への人づくり」68ページへまとめた冊子を作り配布してもらいました。