八佾第三 041-066

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041 孔子(こうし)()()()う、八佾(はちいつ)(にわ)()わしむ。(これ)をも(しの)()くんば、(いず)れをか(しの)ぶべからざらんや。
042 三家者(さんかしゃ)(よう)(もっ)(てっ)す。()(のたま)わく、(たす)くるは()(へき)(こう)天子(てんし)穆穆(ぼくぼく)たりと。(なん)三家(さんか)(どう)()らん。
043 ()(のたま)わく、(ひと)にして(じん)ならずんば、(れい)如何(いか)にせん。(ひと)にして(じん)ならずんば、(がく)如何(いか)にせん。
044 (りん)(ぽう)(れい)(もと)()う。()(のたま)わく、(おお)いなるかな(とい)や。(れい)()(おご)らんよりは(むし)(けん)せよ。(そう)はその(そなわ)らんよりは(むし)(いた)めよ。
045 ()(のたま)わく、夷狄(いてき)(きみ)()るは、諸夏(しょか)()きが(ごと)くならざるなり。
046 ()()泰山(たいざん)(りょ)す。()(ぜん)(ゆう)()いて(のたま)わく、(なんじ)(すく)うこと(あた)わざるか。(こた)えて()わく、(あた)わず。()(のたま)わく、鳴呼(ああ)(すなわち)(たい)(ざん)(りん)(ぽう)にも()かずと(おも)えるか。
047 ()(のたま)わく、君子(くんし)(あらそ)(ところ)()し。(かなら)ずや(しゃ)か。(ゆう)(じょう)して(のぼり)(くだ)り、(しこう)して()ましむ。()(あらそい)君子(くんし)なり。
048 ()()()うて()わく、巧笑(こうしょう)(せん)たり、美目(びもく)(はん)たり、()(もっ)(あや)()すとは(なん)()いぞや。()(のたま)わく、()(こと)(しろ)きを(あと)にす。()わく、(れい)(あと)か。()(のたま)わく、(われ)(おこ)(もの)(しょう)なり。(はじ)めて(とも)()()うべきのみ。
049 ()(のたま)わく、()(れい)(われ)()(これ)()えども、()(しるし)とするに()らざるなり。(いん)(れい)(われ)()(これ)()えども、(そう)(しるし)とするに()らざるなり。文献(ぶんけん)()らざるが(ゆえ)なり。()らば(すなわ)(われ)()(これ)(しるし)とせん。
050 ()(のたま)わく、(てい)(すで)(かん)してより(のち)は、(われ)(これ)()ることを(ほっ)せず。
051 (ある)るひと(てい)(せつ)()う。()(のたま)わく、()らざるなり。()(せつ)()(もの)天下(てんか)()けるや、()(これ)(ここ)()るが(ごと)きかと。()(たなこごろ)(ゆびさ)す。
052 (まつ)ること(いま)すが(ごと)くし、(かみ)(まつ)ること(かみ)(いま)すが(ごと)くす。()(のたま)わく、(われ)(まつり)(あずか)らざれば、(まつ)らざるが(ごと)し。
053 王孫(おうそん)()()うて()わく、()(おう)()びんよりは、(むし)(そう)()びよとは、(なん)()いぞや。()(のたま)わく、(しか)らず。(つみ)(てん)()れば、(いの)(ところ)()きなり。
054 ()(のたま)わく、(しゅう)二代(にだい)(かんが)みて(いく)(いく)()として(ぶん)なる(かな)(われ)(しゅう)(したが)わん。
055 ()(たい)(びょう)()りて、(こと)(ごと)()う。()るひと()わく、(たれ)(すう)(ひと)()(れい)()ると()うや、(たい)(びょう)()りて(こと)(ごと)()う。()(これ)()きて(のたま)わく、(これ)(れい)なり。
056 ()(のたま)わく、(しゃ)(かわ)(しゅ)とせず。(ちから)(しな)(おな)じくせざるが(ため)なり。(いにしえ)(みち)なり。
057 ()(こう)告朔(こくさく)()(よう)()らんと(ほっ)す。()(のたま)わく、()や、(なんじ)()(ひつじ)(おし)む。(われ)()(れい)(おし)む。
058 ()(のたま)わく、(きみ)(つか)うるに(れい)(つく)せば、(ひと)(もっ)(へつら)えりと()すなり。
059 (てい)(こう)()う、(きみ)(しん)使(つか)い、(しん)(きみ)(つか)うること、(これ)如何(いか)にせん。孔子(こうし)(こた)えて(のたま)わく、(きみ)(しん)使(つか)うに(れい)(もっ)てし、(しん)(きみ)(つか)うるに(ちゅう)(もっ)てす。
060 ()(のたま)わく、關雎(かんしょ)(たの)しみて(いん)せず、(かな)しみて(やぶ)らず。
061 哀公(あいこう)(しゃ)(さい)()()う。(さい)()(こた)えて()わく、()(こう)()(まつ)(もっ)てし、殷人(いんひと)(はく)(もっ)てし、周人(しゅうひと)(くり)(もっ)てす。()わく、(たみ)(せん)(りつ)せしむるなり。()(これ)()きて(のたま)わく、成事(せいじ)()かず、遂事(すいじ)(いさ)めず、既往(きおう)(とが)めず。
062 ()(のたま)わく、(かん)(ちゅう)()(しょう)なるかな。(ある)るひと()わく、(かん)(ちゅう)(けん)なるか。(のたま)わく、(かん)()三帰(さんき)あり、(かん)(こと)()ねず、(いずく)んぞ(けん)なるを()ん。(しか)らば(すなわ)(かん)(ちゅう)(れい)()るか。(のたま)わく、(ほう)(くん)(じゅ)して(もん)(ふさ)ぐ、(かん)()(また)(じゅ)して(もん)(ふさ)ぐ。(ほう)(くん)(りょう)(くん)(よしみ)()すに、反拈(はんてん)あり、(かん)()(また)反拈(はんてん)あり。(かん)()にして(れい)()らば、(たれ)(れい)()らざらん。
063 ()()大師(たいし)(がく)(かた)りて(のたま)わく、(がく)()()るべきなり。(はじ)めて(おこ)すに翕如(きゅうじょ)たり。(これ)(はな)ちて純如(じゅんじょ)たり、t如(きょうじょ)たり、繹如(えきじょ)たり。(もっ)()る。
064 ()封人(ほうじん)(まみ)えんことを()う。()わく、君子(くんし)(ここ)(いた)るや、(われ)(いま)(かっ)(まみ)えること()ずんばあらざるなり。従者(じゅうしゃ)(これ)(まみ)えしむ。()でて()わく、二三子(にさんし)(なん)(さまよ)うことを(うれ)えんや。天下(てんか)(みち)()きや(ひさ)し。(てん)(まさ)夫子(ふうし)(もっ)木鐸(ぼくたく)()さんとす。
065 ()(しょう)(のたま)わく、()(つく)せり、(また)(ぜん)(つく)せり。()(のたま)わく、()(つく)せり、(いま)(ぜん)(つく)さざるなり。
066 ()(のたま)わく、(かみ)()りて(かん)ならず、(れい)()して(けい)せず、()(のぞ)みて(かな)しまずんば、(われ)(なに)(もっ)てか(これ)()んや。
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