衛靈公第十五 389-430

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389 (えい)(れい)(こう)(じん)孔子(こうし)()う。(こう)()(こた)えて(のたま)わく、()(とう)(こと)(すなわ)(あえ)(これ)()けり、(ぐん)(りょ)(こと)(いま)(これ)(まな)ばざるなり。明日(めいじつ)(つい)()る。
390

(ちん)(いま)して(りょう)()つ。従者(じゅうしゃ)()みて、()()つこと()し。()()(うら)(まみ)えて()わく君子(くんし)(また)(きゅう)すること()るか。()(のたま)わく、(くん)()(もと)より(きゅう)す。(しょう)(じん)(きゅう)すれば(ここ)(みだ)る。

391

()(のたま)わく、()や、(なんじ)(われ)(もっ)(おお)(まな)びて(これ)()(もの)()すか。(こた)えて()わく(しか)り、()なるか。()なり。(われ)(いつ)(もっ)(これ)(つら)く。

392 ()(のたま)わく、(ゆう)(とく)()(もの)(すくな)し。
393 ()(のたま)わく、無為(むい)にして(おさむ)(もの)は、()(しゅん)なるか。()(なに)をか()すや。(おのれ)(うやうや)しくして(ただ)しく南面(なんめん)するのみ。
394

()(ちょう)(おこな)われんことを()う。()(のたま)わく、(げん)忠信(ちゅうしん)(こう)(とっ)(けっい)なれば、(ばん)(ばく)(くに)(いえど)(おこな)われん。(げん)忠信(ちゅうしん)ならず、(こう)(とっ)(けい)ならざれば、州里(しゅうり)(いえど)(おこな)われんや。()ちては(すなわ)()(まえ)(さん)するを()輿()()りては(すなわ)()(こう)()るを()るなり。()(しか)(のち)(おこな)われん。()(ちょう)(これ)(しん)(しょ)す。

395 ()(のたま)わく、(ちょく)なるかな史魚(しぎょ)(くに)(みち)()るにも()(ごと)く、(くに)(みち)()きにも()(ごと)し。君子(くんし)なるかな(きょ)(はく)(ぎょく)(くに)(みち)()れば(すなわち)(つか)え、(くに)(みち)()ければ(すなわ)()いて(これ)(ふところ)にすべし。
396

()(のたま)わく、(とも)()うべくして(これ)()わざれば、(ひと)(うしな)う。(とも)()べからずして(これ)()えば、(げん)(うしな)う。知者(ちしゃ)(ひと)(うしな)わず、(また)(げん)(うしな)わず。

397

()(のたま)わく、志士(しし)仁人(じんじん)は、(せい)(もと)めて(もっ)(じん)(がい)することなく、()(ころ)して(もっ)(じん)()こと()り。

398

()(こう)(じん)()さんことを()う。()(のたま)わく、(こう)()(こと)()くせんと(ほっ)すれば、(かなら)()ずその(うつわ)(するど)くす。(この)(くに)()りては、()大夫(だいふ)(けん)なる(もの)(つか)え、()()(じん)なる(もの)(とも)とす。

399

(がん)(えん)(くに)(おさ)めんことを()う。()(のたま)わく、()(とき)(おこな)い、(いん)()()り、(しゅう)(べん)(ふく)す。(がく)(すなわ)(しょう)()鄭声(ていせい)(はな)ち、佞人(ねいじん)(とお)ざく。鄭声(ていせい)(いん)佞人(ねいじん)(あやう)し。

400 ()(のたま)わく、(ひと)にして(とお)(おもんぱかり)()ければ(かなら)(ちか)(うれい)()り。
401

()(のたま)わく、()んぬるかな。(われ)(いま)(とく)(この)むこと、(いろ)(この)むが(ごと)くする(もの)()ざるなり。

402 子曰(しのたま)わく、(ぞう)(ぶん)(ちゅう)は、()(くらい)(ぬす)(もの)か。柳下(りゅうか)(けい)(けん)()りて(とも)()たざるなり。
403 子曰(しのたま)わく、()(みずから)(あつ)くして、(うす)(ひと)(せむ)むれば、(すなわ)(うらみ)(とお)ざかる。
404 子曰(しのたま)わく、(これ)如何(いかん)(これ)如何(いかん)()わざる(もの)は、(われ)(これ)如何(いかん)ともする()きのみ。
405 ()(のたま)わく、群居(ぐんきょ)して終日(しゅうじつ)(げん)()(およ)ばず、(この)んで小慧(しょうけい)(おこ)う。(かた)いかな。
406 ()(のたま)わく、君子(くんし)()(もっ)(しつ)()し、(れい)(もっ)(これ)(おこな)い、(そん)(もっ)(これ)(いだ)し、(しん)(もっ)(これ)()す。君子(くんし)なる(かな)
407 ()(のたま)わく、君子(くんし)(のう)()きを(うれ)う。(ひと)(おのれ)()らざるを(うれ)えず。
408 ()(のたま)わく、君子(くんし)()()えて()(しょう)せられざるを(にく)む。
409 ()(のたま)わく、君子(くんし)(これ)(おのれ)(もと)む。小人(しょうじん)(これ)(ひと)(もと)
410 ()(のたま)わく、君子(くんし)(おごそか)にして(あらそ)わず、(ぐん)して(とう)せず。
411 ()(のたま)わく、君子(くんし)(げん)(もっ)(ひと)()げず、(ひと)(もっ)(げん)(はい)せず。
412

()(こう)()うて()わく一言(いちげん)にして(もっ)()()うるまで(これ)(おこな)うべき(もの)()りや。()(のたま)わく、()(じょ)か。(おのれ)(ほっ)せざる(ところ)(ひと)(ほどこ)すこと(なか)れ。

413 ()(のたま)わく、(われ)(ひと)()けるや、(だれ)をか
()(のたま)わく、(われ)(ひと)()けるや、(だれ)をか(そし)(だれ)をか()めん。()()むる(ところ)(もの)()らば、()(こころ)むる(ところ)()らん。()(たみ)や、三代(さんだい)直道(ちょくどう)にして(おこな)所以(ゆえん)り。
414 ()(のたま)わく、(われ)(なお)()(けつ)(ぶん)(およ)ぶなり。(うま)()(もの)(ひと)()して(これ)()らしむ(いま)(すなわ)()きかな。
415 ()(のたま)わく、巧言(こうげん)(とく)(みだ)る。(しょう)(しの)ばざれば、(すなわ)大謀(たいぼう)(みだ)
416 ()(のたま)わく、(しゅう)(これ)(にく)むも(かなら)(さっ)し、衆之(しゅうこれ)(この)むも(かなら)(さっ)
417 ()(のたま)わく、(ひと)(よく)(みち)(ひろ)む。(みち)(ひと)(ひろ)むるに(あら)ず。
418 ()(のたま)わく、(あやま)ちて(あらた)めざる、(これ)(あやま)ちと()う。
419

()(のたま)わく、(われ)(かつ)終日(しゅうじつ)(くら)わず、終夜(しゅうや)()ねず、(もっ)(おも)う。(えき)()し。(まな)ぶに()かざるなり。

420

()(のたま)わく、君子(くんし)(みち)(はか)りて(しょく)(はか)らず。(たがや)して(うえ)()(うち)()(まな)べば(ろく)()(うち)()り。君子(くんし)(みち)(うれ)えて(まず)しきを(うれ)えず。

421

()(のたま)わく、()(これ)(およ)べども、仁之(じんこれ)(まも)ること(あた)わざれば、(これ)()ると(いえど)(かなら)(これ)(うしな)う。()(これ)(およ)び、(じん)()(これ)(まも)ども、(そう)(もっ)(これ)@(のぞ)まざれば、(すなわ)民敬(たみけい)せず。()(これ)(およ)び、(じん)()(これ)(まも)り、(そう)(もっ)(これ)@(のぞ)めども、(これ)(うご)かすに(れい)(もっ)てせざれば、(いま)()からざるなり。

422 ()(のたま)わく君子(くんし)(しょう)()すべからずして、大受(だいじゅ)すべきなり。小人(じょうじん)大受(だいじゅ)すべからずして、小知(しょうち)すべきなり。
423 ()(のたま)わく、(たみ)(じん)()けるや、水火(すいか)よりも(はなは)だし。水火(すいか)吾踏(われふ)みて()する(もの)()る。(いまだ)(じん)()みて()する(もの)()ざるなり。
424 ()(のたま)わく、(じん)()たりては()にも(ゆず)らず。
425 ()(のたま)わく、君子(くんし)(てい)にして(りょう)ならず
426

()(のたま)わく、(きみ)(つか)うるには、()(こと)(けい)して、()(しょく)(あと)にす。

427 ()(のたま)わく、(おし)()りて(るい)()し。
428 ()(のたま)わく、(みち)(おな)じからざれば、(あい)(ため)(はか)らず。
429 ()(のたま)わく、()(たっ)するのみ。
430

師冕(しべん)(まみ)ゆ。(かい)(およ)べり。()(のたま)わく、(かい)なり。(せき)(およ)べり、()(のたま)わく、(せき)なり。(みな)()す。()(これ)()げて(のたま)わく、(ぼう)(ここ)()り、(ぼう)(ここ)()り。師冕(しべん)()ず。()(ちょう)()うて(いわ)く、()()うの(みち)か。()(のたま)わく、(しか)り。(もと)より()(たす)くるの(みち)なり

 

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公冶長第五 雍也第六 述而第七 泰伯第八
子罕第九 郷黨第十 先進第十一 顔淵第十二
子路第十三 憲問第十四 衛靈公第十五 季子第十六
陽貨第十七 微子第十八 子張第十九 尭曰第二十