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〔 原文 〕 作成日 ２００５年(平成１７年)７月から９月 |
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朝與下大夫言、侃侃如也。與上大夫言、誾誾如也。君在踧踖如也。 與與如也。 |
| 〔 読み下し 〕 |
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朝にて下大夫と言えば、侃侃如たり。上大夫と言えば、誾誾如たり。君在せば、踧踖如たり。與與如たり。 |
| 〔 通釈 〕 |
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朝廷にて下位の家老と話す時は、物柔らかに打ち解けて話した。上位の家老と話す時は、慎み深く話した。主君の前では恭しい態度で臨んだが、余裕を失うことはなかった。 |
| 〔 解説 〕 |
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これは孔子を見習わなければなりませんね。下位者に対しては傲慢不遜、上位者に対しては慇懃無礼、トップに対しては便佞卑賤では問題外ってことでしょう。余所余所しいのもダメ、馴れ馴れしいのもダメ、軽々しいのもダメということですね。気を付けなければ。 |
| 〔 子供論語 意訳 〕 |
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孔子様は、お城で目下の人と話をする時はなごやかに、目上の人と話をする時はさわやかに、殿様と話をする時はしとやかに話をされた。そしていつも伸びやかであった。 |
| 〔 親御さんへ 〕 |
| 「○○やか」なる接尾語は中々重宝でして、「いかにも～らしい」と云う代りに、「やか」一言で済ませてしまうことができる。○○如の如（じょ）・（ごとし）が日本語の「やか」に当ると思って良いでしょう。以後何章かに渡って「○○如」なる言葉が多用されておりますが、次章は一つ「やか」を使って意訳してみましょうか。美しい日本語は、小学生のうちから教えておくべきでしょう。 |
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